大半が女性。Web制作会社の男性役員がつづるBlog

女性が多い職場で肩身の狭い思いをしながら奮闘する男性役員のはけ口

男性の上司が女性の部下を叱責する正しい方法

14人中12人が女性というWebサイト制作会社で役員をしています。
 
本日は表題の件について。
 
女性の部下を持つと中々怒れないという方が多いみたいです。
わかります。
怒ったら泣いたりするし、すぐ拗ねるし。。
これは、すっごい面倒です。
 
でも当然ながら怒らないといけないタイミングは男性と等しく発生します。
 
さて、では上手いこと怒る方法はどういった怒り方か。
その辺を本日は記載します。
 
 

1、怒る時は1to1で

フロアでデスクの前に立たせて怒っている上司をドラマとかで見たりしますが、この怒り方は女性に対しては最悪です。
女性の場合は男性よりも怒る時は別室に呼び出して怒るべきです。
 
これは
プライドを傷つけないように・・・
とか
みんなの前だと可哀想だから・・・
ではありません。
 
事後処理が面倒だからです。
 
以下に説明します。
女性と男性の違う点の1つに「共感力」が挙げられると思います。
女性は共感力が男性に比べて非常に高いです。
これは良し悪しですが、メンバの中で怒られるという部分に関してはネガティブな要素だと認識してください。
 
例えば男性A君が公開処刑にあっていたとします。
同期の男性B君は気になるものの、理不尽でない限りは「仕方ない」と割り切ります。
また、A君が怒られていたとしても、それに触れることなくその後、接することも多いです。
それは男性の変なプライドで「触れられたくない」という感覚を共有しているからです。
 
しかし女性の場合は共感力が強いので、
Aさんがみんなの前で怒られると
「大丈夫?」「どうしたん?」「話聞こうか?」
と原因が何であるか?よりも、怒られたAさんの味方として接してしまうケースが多く見られます。
これが厄介。
共感してしまうので、怒られたAさんの意見を鵜呑みにして、みんなで上司の悪口大会が始まります。
 
決め細やかな作業や心優しい対応という意味では共感力の高い女性の方が優れています。
なので共感力は一概に悪いわけではありません。
 
ただ、この「群れてしまう」という特性はその後、厄介な問題を起こします。
 
Aさんとギクシャクするだけでなく、関係のないBさん、Cさんとの関係性も悪くなるといったケースでは何が原因かすらわかりません。
もっと酷いのは共感してAさん、Bさん、Cさんの仲間意識が強くなったと思っていたら、BさんがAさんを怒った上司と仲良くしていたりするとBさんの裏切り行為として微妙な関係性になってたりします。
もう面倒臭い!仲間はずれとか、裏切りとか学生か!
 
でもこれは実際に起こりえます。
 
私は元々別室で怒るタイプだったのですが、社長(女性)が公開処刑して、何やら変な空気になったことがあります。
 
女性を怒る場合は反射的にその場で怒るのではなく、別室に呼び出して1to1で怒るようにしてください。
 
 

2、怒った後のフォローですべてが決まる

女性は男性に比べて感情のコントロールが苦手です。
上手く伝えられないから涙が出てしまったりするのはその為だと思っています。
だから御幣はあるかと思いますが、男性のマネージャに言うのは
 
「女性の涙は8割無視しろ」
 
確かに本当に深刻な場合もありますが、1回1回ワタワタ相手する必要はありません。
気づかないフリしたり、目の前にティッシュ置く程度で十分です。
 
いちいち気にしてたら注意できませんし、それはその子のためにもなりません。
涙が出てしまうのであれば、もうそういう子だと切り捨てて問題ないと思います。
 
それよりも重要なのは、怒ったあとのフォローです。
 
怒った後、大半の方がそのまま放置なのではないでしょうか?
またフォローしたとしても時間が経過してからフォローしていませんか?
 
私は怒って、諭して、納得させたら、即その女性スタッフを笑わせにかかります。
女性はネガティブなことに関しては必ずその場で処理することが重要です。
 
時間を置いてしまうと男性よりも変な感じに湾曲して事実を受け止めてしまうので、
絶対にオススメできません。
 

3、でかい声は出さない

当然ですが、でかい声は出してはいけません。
私も20代の頃は声を荒げることもあったんですが、良いこと一つもありません。
 
私は「恐い」「恐ろしい」は違うと思っています。
一定の恐怖は必要だと思っていますが、「恐ろしい」までいってしまうと内容が頭に入っていない気がします。
 
スタッフはよく私が怒ることに対して「目で殺される」と言います。
「怒っているということ」「怒られることをした」ということが伝わりさえすればいいんです。
 
 
いかがでしょうか?
しっかり失敗してきて行き着いた女性の怒り方です。
もちろん完全に私の主観ですので、「女性はこうじゃねぇよ!」とかいわれても困りますのでやめてくださいw
 
悩める男性上司諸君の参考になれば幸いです。

女性が多い会社で飲みニケーションは適切ではない

14人中12人が女性というWebサイト制作会社で役員をしています。
 

今回は「飲みニケーションについて」

 
うちの会社は女性が多く、若いこともあってか、飲みニケーションはほぼ皆無です。
忘年会と歓送迎会程度はありますけど、これも強制ではありません。
来たい奴はこれば?スタイルです。
 
まぁ大体10人程度が集まるわけでメンバ固定でも無いので、本当にスケジュールとその時の気分で決まってるようです。
 
最近、経営者の集まりに参加するようになってチラホラ聞くのが
「最近の若い子は飲みに誘っても来ない」
 
確かに昔に比べて「働き方」は変化しているような気がします。
昔は先輩上司に誘われた時点で断るという選択肢はなかったような気がします。
 
今の若い世代は「なぜプライベートまで侵食されるのか?」という
意識が強いような気がします。
「行きたくない」と思っている子を飲みに誘って来てもらって何かプラスなことが創造されるんでしょうか?
そもそもなんですが、飲みの席は必要なんでしょうか?
 
 

コミュニケーションの方法は飲み会だけではない

すぐ飲みに行きたがる人っていますよね。
私はクライアントとも飲みに行かないので、理解に苦しむのですが、「飲みに誘っても来ない」っていうことを不満に思う人はこういうカテゴリの人なのではないかと思っています。
また、アルコールに頼る人はマネージメントとして怠慢なのではないかとも思います。
 
あくまでもコミュニケーションを円滑にするための機会ということであれば、アルコールは必須ではないはずです。
ただ「仕事場」のコミュニケーションと「それ以外」のコミュニケーションに違いがあることは私もわかります。
 
そこで私がよく使うのはランチです。
 
対女性の場合は飲みよりランチの方がメリット大きいと思います。
 

ランチのメリット

・時間の縛りがあるので、部下が来やすい
ランチの最も大きいメリットは来やすいことです。
だって昼飯は食いますから。
もちろん「昼食くらい解放してよ…」という子もいますけど、
飲みに誘われるよりは最長1時間という縛りがある分、来やすいようです。
 
・テンション
これは女性特有かもしれませんが、「普段行かないちょっといい店」だとまぁまぁテンション上げて来てくれます。
どうせならネガティブな気持ちより、ポジティブな気持ちで参加して欲しいので、これは大きいメリットかと思います。
また私は狙って給料日前を指定することが多いです。その方が経済的にもポジティブな印象を持ってくれることが多いのではないかと思います。
「面倒臭さ」より「美味しい物がタダで食べられる」の方が勝つようです。
 
・砕けすぎない
休み時間ではありますが、仕事が終わったわけではありません。
なので、お互いに飲む席よりも砕けすぎない印象があります。
アルコールが入るとぶっちゃけ過ぎる子が出てきますが、ランチではそういったことはありません。
このバランスは難しいんですけど、悩みや要望は言って欲しいんですが、言われすぎても上司としては面倒です。
お互いに遠慮がある上でやり取りできるという意味では夜のアルコール付きよりランチの方が合っている気がします。
 
以上が私が感じている対女性コミュニケーションでランチを活用するメリットです。
結構良さそうじゃないですか?
 
もし、飲みに誘っても来ないなーとか何考えてるかわかんねーと思うことがあれば、
ランチに誘ってみてはいかがでしょうか?

女性の多い会社は「こう言われる」「こうなる」について

14人中12人が女性というWebサイト制作会社で役員をしています。
 
「14人中12人が女性」ということを言うと大体「羨ましい」やら「大変そう」やら言われるんですが、
結構男性には食いつかれる環境らしいので、
今回は
「よく言われること」
「実際女性が多いとこうなるよ?」
をまとめてみました。
 

よく言われることシリーズ

 

1、「羨ましい・・・」

これを言う方は大体男性社会の方です。
特に建設業の方には8割方言われます。
そんで大体これを言う人の大半は話に下ネタが多くキャバクラ風俗好きなので、好きになれません。
 

2、「大変そうですね」

若い方に多いイメージです。
そんで、結構モテそうな方から言われます。
心の中では「お前だったら大変だろうけど、俺は相手にされないから大変じゃねぇよ」と思ってますが、
ぐっと堪えて「そうでもないですよ(爽)」と回答しています。
 

3、「派閥ってあるんですか?」

ドラマのOL戦争みたいなことを想像されているっぽいです。
本当はどうか知りませんが、僕の知る限り派閥はないです。
本当はどうか知りませんけど・・・
普通に昼飯も固定メンバーではなくバラバラで行ってるし、極端に仲悪いってのは無いのではないかと。
逆に言うと極端に仲良いグループも無いようです。
 

4、「いい匂いがしそう」

1の羨ましいよりタチ悪いタイプの人が言います。
今のところ100%キャバクラ風俗好きです。
あと、容姿も中身も絶対モテない男。
ちなみに夏場とか色んな匂いが混ざって気分悪くなります。
※百貨店の化粧品売り場の匂い
 

5、「エロいですね」

2人ほど言われたことがあります。
まぁクズです。
 

実際女性が多いとこうなるよ?シリーズ

1、会社にお菓子多い

めちゃ多いです。
共有スペースには山のようにお菓子が積まれています。
そして次の日に見ると全く違うお菓子の山が積みなおされています。
お菓子の消費量が半端ない。
オフィスグリコが補充しにくる頃にはのど飴くらいしか残ってない。
 

2、飲み会少ない

私にとってはすごいありがたいんですが、飲み会は通常の会社よりだいぶ少ないです。
私よりガンガン飲む部下はたくさんいますが、「会社飲み会」は年に数えるほどです。
 

3、その辺のモテ男より女性のスッピンを見ることが多い

結構スッピンで出社しよるので、「眉毛がない」「目が当社費1/2」とかは普通です。
もうびっくりもしない。
メガネかけてきたら大体スッピンです。
 

4、変化に気づかれすぎてしんどくなる

スーツ、ネクタイ、シャツ、靴等・・・
新しいものを身につけて行くと大体気づかれます。
これは女性同士だと嬉しいのかもしれませんが、
私のような男性だと「わぁ…見られてるんやなぁ…」とプレッシャーというか
しんどい気分になります。
そっとしておいて欲しい。
 

5、怒声は聞こえない

イライラしてたり怒ってたりしても声を荒げることは女性は基本しません。
だから怒声が聞こえることはありません。
ヒステリーに怒るのはうちの社長くらいです。
 

6、イケメンの客が来社したらお茶出しじゃんけんが始まる

いや、それそんなに見たいのか?
 

7、ちゃんと座らない

これは何故だかわかりませんが、椅子の上で正座したり、足上げたりと男のように椅子にちゃんと座りません。
柔らかいから?意味わからん。
 

8、嫁の悪口に超食いつく

雑談のときに軽くでも嫁の悪口を言うと超食いつきます。
あと、100%私が悪者になります。
 

9、秘密の引き出しがある

これはいまだに何が入ってるのか知りませんが、女性社員共有の秘密の引き出しがあります。
怖いから開けようとも思わないんですが、今までの会社ではなかった。
 
以上、こんな感じです。
主観丸出しですが、女性が多いってのは男性にとってはなかなか大変であることは間違いないです。

夢物語をブログで語る社長はバカではないが賢くもない

どこの社長も夢を語る。

特にベンチャー企業の創業者BLOGは読むに耐えないほど、夢にあふれている。
 
実際は全然できていなかったとしても。
 
ただ、社外的にはそれでいいのだと思う。
現実問題として、うちはブラック企業です!という会社に発注しようという人はいないだろうし、言霊という言葉の通り、言うことで実現することもあるとは思う。
 
だからブランディングとしては間違っていない。
 
しかし、その発信による効果として抜け落ちているのが、スタッフもそのBLOGを見るということだ。
 
書いている本人は気持ちいいだろうが、これはスタッフの信頼を大きく失い、モチベーションを大きく下げる。
 
だからバカというわけではないが、賢くもない。
 
ブランディングと現実には大きく差が生じることがある。
「私はこんなことを思って仕事をして、スタッフを大事にし、社会に貢献している!」
みたいな記事は天上人のように一般社員と接することがない大企業の社長であれば問題ないと思うが、一般社員とある程度関わる中小零細規模の社長はオフィシャルBLOGとして書くべきではない。
 
そもそも、スタッフはそんな風にしてもらってるとは思っていない。
社長がどれだけ熱い想いを持って経営していたとしても、スタッフが「社長ありがとうございます!うちの社長は最高の社長だ!」なんて思っている会社はないのではないだろうか?
少々気持ち悪いし、そんな会社はおそらく伸びない。
「まぁ不満はあるけど、まだマシなんじゃない?」が100点満点なのではないかと思う。
どれほどの苦労と心遣いを社長がしていたとしても。
 
そして特に問題なのがスタッフの家族が見ているということ。
実はスタッフよりもスタッフの家族の方が社長ブログを見ることが多い。
例えば家族が「帰りが遅い」「給料が安い」といった不満を持っている場合、
そのブログを見たらどう思うだろうか?
 
不満を助長させるだけでなく、嫌悪感を抱くだろう。
特にその社長の人となりを知らない人からするとマイナスでしかない。
 
では、そもそも社長ブログは何のためにするべきなんだろうか?
 

賢い社長ブログとは?

有名人でない限り、社長ブログの閲覧者なんてものは極少数である。
社長ブログが気になるのは内輪の人間とリクルータである。
 
では社長ブログのメインターゲットは
表向きには社外だが、暗に「社内とそれに紐付く人々」に設定するのが最適なのではないだろうか?
 
特に自ら起業したオーナー社長は「この記事をスタッフが見た時」という目線が無さ過ぎる。
 
フル回転でスタッフを磨耗させているにも関わらず、「人材は財産!」みたいな記事を書いていたりするとスタッフからすると「この人(嘘つき)についていくべきか否か」を考えるのが自然ではないだろうか?
 
また、その記事を見た家族から社長の悪口を聞くスタッフの姿を想像したことがあるだろうか?
 
私の持論として「優良な会社はスタッフの家族、外部の協力業者に好かれる会社」なのではないかと思う。
 
賢くない社長の書くブログは、会社とスタッフとその家族との最適な関係をブチ壊している可能性はないだろうか?

定期的に手を空けるメリット

どんな仕事でもそうだと思いますけど、忙しすぎるとクリエイティブな仕事には悪影響しかもたらさない。

あまり考える時間を取ることができず、ルーティーンで仕事をしてしまうため、代わり映えしない成果物ができあがる。

特にWeb屋は常に忙しい人が多い。

しかしWeb業界の動きは早く常に情報収集しなくてはならない。

30歳を超えてくると感じるのが、アウトプットは上手くなれど、インプットが追いつかなくなる。

今まで通りの生活では追いつかないのであれば、強制的に情報を収集し、自分の仕事に反映させる時間を作らなければならない。


私は2週間に1度、意図的に時間を作る。
若い頃は勝手に頭に入ってきていた情報も、こちらから取りにいかなくてはいけない歳になってきたのである。

Web屋に限らず、年齢によって諦めるのではなく、歳相応の動きをしてみると、結構若いスタッフに教える事が出来たりするもんである。

女性の部下を持ったら気をつけるマネージメントの5つのポイント

14人中12人が女性という男性にとっては肩身の狭い会社で役員をしています。

 

 

マネージャクラス以上の方によく聞かれるのは、女性の部下の扱い方。

私は前の職場も女性の多い職場だったので、取り扱いには慣れているほうだと思います。たぶん。

自分を振り返って、こんなこと気にしてるよーってことを書いてみます。

前の記事にも書きましたが、極端なジェンダー論者はお引取りください。

 

1、話を聞く

簡単なようで結構大変なのが話を聞くです。

面と向かってじっくり話を聞くという時間は男性よりも重要なのではないかと思います。

男性からは自分の中である程度まとまった状態で相談されることが多いですが、 女性は全くまとまっていない状態でも相談してきます。

 

女性は往々にしてまとめるのが得意ではないことが多いです。

とりあえず全部吐き出させてから、

「じゃあ問題点はコレとコレとコレやね?」

とまとめてあげてから話をすることをおすすめします。

部下自身が何について困っているのか?不満に思っているのか?を明確にしないとダラダラ時間が過ぎてしまいます。

 

ここでのポイントは全部吐き出させた後に意見や助言をすることです。

元々、私は短気でせっかちなので、女性部下の話の途中で「要するに・・・」と ぶった切っていたのですが、結局それでは似たような問題が後日再度発生します。

 

「とりあえず聞く」

また、 その内容がどんなものであっても

「一旦は共感する」 ということが重要です。

 

『甘えるな』とか『そんなこと俺に言ってどうなる?』みたいなことはめっちゃ多いです。

でも絶対言ってはいけません。

過去にはドストレートに言ってたんですけど、ものの見事に心を閉ざします。

私は全く共感できない話の時は「うん」とか「おう」とかだけ答えています。

とりあえず「聞いてるぞ!」というアナウンスです。

 

相談内容が業務に密接する具体的なものであれば、当然答えが必要です。

しかしモチベーションや今後の方向性だったりの場合は

すごい乱暴な言い方をすると答えなんて必要ないです。

話を聞いているうちに勝手に解消されていたりします。

 

もちろんアドバイスは必要ですが、

「こうだ!」という回答よりは「一緒に考える」というスタイルが好ましいかと思います。

 

2、機嫌が悪いは諦める

男性に比べて女性はどうしても感情の起伏が激しいです。

私はそもそも身体の作りが違うので仕方ないと考えています。

ちょっと機嫌悪いなぁ。。と思っても、その場で態度を改めるように指導しません。

 

放置。

 

こっちとしては腹立つことも多いですし、 仕事は仕事としてちゃんとしろ!と思いはしますが、 もう定期的にあるものですし、女性もしんどい時、コントロールできない時に言われると負担になるので、放置をおすすめします。

そしたら2,3日もすれば元に戻っています。

そういうものなので、気にしたら負けです。

ただ、これを実践しているとたまにこんな態度でも許されるんだと勘違いする子が現れます。

それこそ「ふざけるな」なので、そういった態度が長く続くようであれば、徹底的に指導します。

この態度や姿勢はダメだということは認識してもらった上で、コントロールが利かない時は黙認するという関係が一番良いのではないかと思っています。

 

3、とりあえず序盤に助けとく

男性にも言えることかもしれませんが、入社して間もない内に徹底的に助けておくことは重要です。

私は立場上、手取り足取り通常業務を教えることはしませんが、 入社まもなくは部下がミスをしても注意はしますが怒ることはせずに徹底的に助けます。

その辺で恩を売っとくと言いますか、とりあえずこの人は助けてくれる人として認識させます。

最初にその「助けてくれる人」の評価を受ければ、その後はとてもやりやすいです。

特に女性の場合はこの効果は長持ちするような気がします。

 

時には怒らないといけない時もありますし、怒ることが相手の為だったりもしますが、 円滑な男女の上司部下関係を構築するには、まずは助けてくれる 親と子という絶対的な関係を作るべきだと思います。

 

4、強引に引っ張る(男を上手に使う)

何を言ってもウダウダする子はどうしてもいます。

そういった部下と一緒に問題を解決しようとしても時間だけが浪費します。

私はせっかちなので、余計にこういうタイプの対処は苦手です。

こういうタイプの多くは回答を求めます。

上記と書いていることが違うんですが、経験上、吐き出すだけで済むタイプと回答があれば済むタイプの2種類が存在すると思います。

・吐き出すだけで済むタイプはただただ聞いてまとめる。

・回答があれば済むタイプは聞いた上で回答を示す。

重要なのはどっちにしても話は聞いたほうがいいってことです。

この部下がどちらに該当するかカテゴリ分けしやすいポイントとしては 「自力で考える力」があるか無いか。

個人的に「考える力」はセンスというか教えてできるものではないと思っています。

考えるやつは勝手に考えていますし、考えないやつ(考えが見当違いなやつ)は永遠に考えない。

 

余談ですが、男女関係なく今の27~29歳まではものすごい考えないやつが多いと感じているんですが、 これたまたまですかね・・?

 

この回答を求めるタイプは考える力が乏しい場合が多いです。

あと、面倒なのは考えないくせに自分に合ってる(求めている)回答でないと納得しません。

だから上司としては引き出しを増やすために聞かないといけません。

営業のヒアリングみたいなもんです。

何を回答してもウダウダしている子に関しては、 しっかりと親子関係ができているのであれば、命令しても問題ないと思います。

 

私は過去に

「ごちゃごちゃ言わずに俺に従え。お前より俺のほうがお前のことを考えてる」

と言ったことがあります。

一見すると超横暴ですよね。

ただ1時間以上話を聞いた上だったので、部下は笑いながら「わかりました」と答えてくれました。

今でもその子は頑張って働いてくれています。

 

時には男の上司であることを上手く使って多少強引に引っ張ることも必要です。

もちろん親子関係を作った上で。

たまに直球投げ込むほうが、おっかなびっくり接しているより良いみたいです。

 

5、異性であることを注意する

もちろん対象によりますが、異性であることには注意すべきです。

私は上司より部下と仲良くなりたいタイプでしたし、 できる限り距離感をなくすようにコミュニケーションを取っていました。

ただ、この距離感ってすごい重要で、過去の私は近すぎたんだと思います。

 

要するに恋愛感情を抱かれてしまうと、この上なく面倒です。

 

そりゃ部下より仕事はできるし、ミスの尻拭いもするし、話はちゃんと聞いてやるし、距離感近いし。。

となるとそうなることもあります。

マネージメントという仕事でやってるんですけど、部下からするとそれはわからないですしね。

 

私の容姿レベルはダニクラスですが、そんな私でさえも何回が経験があるので、 この辺は要注意です。

 

恋愛対象に昇格されてしまうと 女性の部下は一時的にはすごい頑張ります。

しかし途中で突然失速します。

想像ですけど、ベクトルが変化するのではないかと感じています。

褒められたい、評価されたいという間接的な欲求から、仕事が関係ない恋愛系の直接的な欲求へ変化するのではないかと。

これはあくまでも数回の経験からなのでわかりませんが・・・

 

仕事のコミュニケーションはいくらとっても構いませんが、それがプライベートにも拡大して、 相談内容の一部がプライベートになってきたりすると黄色信号です。

要するに公私の区別がつかなくなってきてるわけです。

 

1回恋愛対象に昇格してしまうと、抜け出すのは大変ですし、退職してしまうこともあります。

過剰反応する必要はないと思いますが、気をつけておいて損はないと思います。

 

まとめ

男女でマネージメントを分ける必要はないと考える人もいるでしょうし、 女性部下の扱いがわからないという男性上司もいると思います。

あくまでもここで記したやり方は私個人の経験(失敗と成功)に基づいた方法論ですので正解ではありません。

少し困ったと悩んでいるマネージャの参考になれば幸いです。

 

それでも女性を雇う理由

うちの会社は14人中12人が女性という会社です。

このような紹介をすると男性の多い職場の男性から「うらやましい」と言われることも多いですが、別にそうでもない。

もちろんメリットもありますが、当然デメリットもあります。

 

実際に雇っている立場から話をしますので、多少語弊はあると思います。

また、先に言っておきますけど、ジェンダー論者は読まないでください。

その辺まで気にすると何も発言できなくなります。

あと、極端なジェンダー論者は面倒くさい。 

では、今回は「職場の女性」について

 

女性のメリットはブランディングと根性

ブランディングに活かす

うちみたいにホームページのデザイン会社だと、女性が多い会社は好まれます。

なぜなら、「女性が創る女性受けするデザイン」は説得力があるからです。

また、私の立場はデザインというよりアクセスの解析なので、雰囲気のデザインだけではなく、論理的なデザインの提案もできるというバランス力があります。

そういう意味で、女性の多い職場というのは「ブランディング」に長けていると感じています。

 

デザインプレゼンテーションでは

「私は『女性のかわいい』がわかりませんけど、うちのデザイナーは女性なのでわかります」

営業対象が男性の場合は

「可愛い色って何色ですか?ピンクでしょ?でも女性ってそう単純ではないらしいですよ。可愛いブルーも可愛いグリーンもあるらしいです」

と完全に自分をクライアント側に置いて提案できるので、非常に使えます。

そういう意味では「女性が多い」はブランディングとして強い武器になります。

 

■根性は男性より女性

IT系制作会社でフルホワイトな企業は無いと言ってもいいと思います。

ほとんどの会社がグレーかブラック。

労働時間は長く、給料はそこそこ・・・ではないでしょうか。

 

その環境下で、無理な仕事というものは関係なしに入ってきます。

ただでさえ無茶な状況下なのに、この日までに納品しなくてはならない!

そんな時に「納品しきる!」という意思と行動が取れるのは女性です。

仕事に対して計算が無いのかもしれませんが、「やれと言われたらやる」が実行できるのが女性なのではないでしょうか。

一言に言えば「根性がある」

正直、この辺はだいぶ助けられていますし、この考え方は仕事に対する責任感にも通じるので、会社の文化として継承されています。

 

 

女性が多いと言うと必ず出るワード「派閥」

これはかなりの確率で言われます。

うちは私の把握する限りまったく無いんですが、これはまだ14人という規模だからかもしれません。

 

無いのでわからない部分も多いですが、マネージャーが全体をまとめていれば、仲良しグループはできても、派閥なんてできないのではないかと思ってはいます。

 

女性のデメリットはマネージメントと勤務期間

■マネージメント

これはもろもろご意見もあるとは思いますが、女性のマネージメントは男性よりも手がかかります。

 

男性はある程度放っておいても管理はできますが、女性の放置は危険です。

特にモチベーションや不満に関しては定期的にマネージャから歩み寄って聞いてあげなければなりません。

 

その辺が大変。

 

時間が取られる上に結局答えが出ないことも多くあります。

男性からすると答えがでなければ全く意味がないので、

男性マネージャは何とか答えを出して、導こうとします。

しかし、それもあまり必要ないことが最近わかりました。

答えなんて関係ないんです。

 

話を聞いて一緒に悩んでいればいいんだと思います。

 

「話をした」「話を聞いてもらった」で女性は一定の満足があるようです。

その次の日から動きが変わることも多々あります。

 

むしろ答えに導こうとファシリテーションしてしまうと「話を聞いてもらえてない」と感じられてしまうことも多かったような気がします。

 

もちろん適当に扱ってはいけませんが、向かい合わせに話をするのではなく、同じ方向を向いて一緒に考えたほうが上手くいくような気がします。

すごい時間取られるけど。

 

また、女性はどうしても身体の周期があります。

これは考慮すべきかしないべきかはご意見あるかと思いますが、ある程度は考慮してあげるべきだというのが私の考えです。

 

すごい当たりがキツかったり、何か不機嫌、何かしんどそう・・・

 

そういった時はそっとしときます。

瞬間的に怒ったり、注意してはいけない。

数日すれば元に戻ってます。

その辺も見極められないので男性からすると大変な作業です。

 

勤務期間が最大のデメリット

国会では保育園に入園できないことが問題になってたりしますけど、やっぱり結婚出産子育てはライフイベントとしては素晴らしいことですけど、女性が働く上で、障害になることもあります。

入社して育てて、ようやく一人前になってきた・・・というタイミングで退社・・・

なんてことは多くあります。

「おめでとう!」という感情と「お前もか!」という感情が入り混じります。

複雑です。本当に。

 

うちの会社は10時~16時勤務といった保育園に預けられる時間のみの勤務体系もありますが、それだけの制度では足らないですし、何よりハードな仕事なので、家族からの理解は中々得られません。

 

この話は議論が議論を呼ぶので、この辺に留めますが、軽減はできても、抜本的な解決はまだまだ難しいのではないかと思います。

 

それでも女性を雇う理由

一言に言うとメリットがデメリットを上回るからです。

また、デメリットを解消することができるのではないかと感じているからです。

手のかかるマネージメントは仕方ないにしても「働き方」に関してはもう少し企業がスタッフに歩み寄れるのではないかと。

出産時期とかは体調によって出社が不安定になりますし、子供が熱を出せば休まないといけなかったりと不確定要素が多いですが、それも企業規模が小さくて一人ひとりの負荷が大きいからです。

その辺を解消して全員が自分事として認識すれば、上手く回るのではないかと思っています。

 

何も善意(偽善)でこういった試みをしているのではなく、

採用には金がかかるし、有能な人間は多く欲しい。というだけです。

 

もちろん有能な人間は賃金が高いです。

普通に採用していては大きい会社に勝てない。

ただ、他社は女性の働き方に関しての整備が進んでいないので、お母さんは能力に対して割安です。

 

企業としてメリットがあることなので、中小企業は女性(ママ)に目を向けるべきなのではないかと思っています。

 

適当に話してみましたが、結構まとまった。

大阪のママデザイナーやママプログラマは声かけてください。